リヨンのSIRHA2015へ行って来ました!

 

1月24日からリヨンで開催された世界最大級の食の展示会SIRHA2015に行って参りました!弊舗のお得意先であるパリのISSE Workshopさんのブースで3日間、弊舗のお茶のプロモーションのお手伝いをさせて頂きました。レストランのシェフ・ソムリエ・パテシエ・ジャーナリストなどたくさんの来訪客をお迎えした大変有意義なサロンとなりました。

Avec M. Andreolli, un des notre collaborateur

Celtic Andreolliさんと

利招園は、thé pétillant(炭酸水で煎じるお茶)を用意しました。お水はミネラル分の少ないCelticの天然の微炭酸水を使用しました。Celticの水は長い間探し求めて、やっと見つけた、日本茶を煎じるのにとても理想的な水です。第五の味うまみを巧みに説明し、(苦くもなく、酸っぱくもなく、辛くもなく、甘くもない海の味、植物性もしくは動物性由来のアミノ酸の醸し出す味として)美しいポップを作成して下さったmoulin des moines さん、どうも有難うございました。Celticさんのお水と弊舗のお茶のコラボをうまくまとめて戴きました。改めてお礼申し上げます。

炭酸水で煎じるお茶は、うまみの味を最大限に引き出す為に弊舗の社長が考案したオリジナルなお茶の煎じ方です。

そもそも通常フランスの水はとてもミネラル分の多い硬水である。そしてお茶は熱い飲み物であるという常識に対向できる飲み方を社長は模索していました。硬水でいかにしてうまみを抽出するのか。長い時間をかけて水出しにすれば、硬水でもうまみを抽出することが可能である。しかも炭酸水で煎じる事で、うまみを邪魔することなくとても爽やかで、口当たりの良い飲み物が誕生したのです。

来訪者の皆様はthé pétillantを飲まれて驚かれ、口にお茶を含みながら、それを表現する為のことばを探して一瞬無口になります。そして本当に独創的だね / 心地いい口当たりの飲み物だね / うまみが口の中で長続きするね / 初めての体験だよ!と銘々に感想を述べられ、確かな手ごたえを感じました。

今回は、thé pétillant を煎じる為にSIRHAに煎茶雁金‘爽薫’を持参しました。雁金がたくさん含まれているので、大変フルーティーでまろやか、活力にあふれたお茶が実現しました。夏の真っ盛りに、アペリティフにぴったりのお茶です。未孔を洗い、料理の味を分かりやすくします。

利招園茶舗はお茶のもつ本質をきちんと尊重しながら、常に独創的な企画を世界に発信していきたいと考えております。Thé Vert Pétillantがお茶を愛する方々に正しく理解され、そして広く浸透していきますように。

㈱ 利招園茶舗

利田 美絵