9月1日、ナントの取引先Voyage du thé にて、約2年ぶりにお茶とチーズのDégustation
をしました!参加者は12名、2年前の試食会の時にも参加いただいたお客様にもお越しいただき、感慨もひとしお。。。
また3年前にドービルのTHÉXPO NORMANDIE でカンから利招園のスタンドに手伝いに来て下さった、もとAOP Fromage Normandie組合長Benoiotさんは2年半にわたる世界一周徒歩の旅から無事に帰国されてのご出席。
また彼の叔父様Jimさんは、バカンス先の南アルプスの山から取り急ぎ下山され、試食会の為に駆けつけて下さいました。
日本茶を愛する方々が分かち合う歴史的な瞬間。
1まずはJASオーガニック玉露湖とPetit BASQUE(Brebis=羊のチーズ)
2JASオーガニックオクミドリとTom de COUERON(Vache=牛のチーズ)
3煎茶プロムナードとCuré NANTES(Vache=牛のチーズ)
4.抹茶寿とBuchette Frais Blanc(Chèvre=やぎのチーズ)
5.いり番茶とABONDANCE(Vache=牛のチーズ)
とりわけ、抹茶とChèvreの相性が素晴らしく、絶賛を浴びました!
シェーブルの新鮮でクリーミーな組成と、抹茶のすこしとろっとした舌触りが絶妙のマリアージュである。
今回でフランスでの試食会は4回目ですが、抹茶とチーズを合わせたのは今回が初めてで、
本当に感激しました。日本ではイタリア総領事に私邸に招かれたときに、品評会用の抹茶とゴルゴンゾーラを合わせて、その独創的な取り合わせが高く評価されましたし、フルムダンベールと抹茶・あるいはかぶせ茶も、各方面からその相性の良さ、特に動物性のうまみと、植物性のうまみが、それぞれの味をひきたてる、という結果につながったようです。
フランスのそれぞれの地方独特の、チーズ職人によって作られたチーズと、手塩にかけて作られた日本茶とのマリアージュ、大きな感動が胸を包みました。
お茶を愛する人が結ぶ絆、何よりも得難い素晴らしい出会いに目頭が熱くなります。
ナントでこんなにも弊舗のお茶をご好評いただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。