AOPチーズ組合のサイトにカマンベールを使ったお料理のレシピーの応募があったのですが、幸いにも採用していただきました。4月27日にカマンベールの天ぷら抹茶塩添えのレシピーを、写真と共に掲載して頂きました。
お茶とチーズのマリアージュ、ちょっとくずしておしゃれにアレンジしてみました。
ドーヴィルのお茶の祭典の試飲会場で利招園のブースに立ち寄られたお客さんが、
“抹茶はホウレンソウの味に似ていて、ほのかな苦みがブリアサバランとあうね。”とコメントして下さったことをヒントにレシピを書きました。
フランス語でお料理のレシピーを書いたのは初めてでしたので、組合リーダーのペローさんにご指導を仰ぎながらなんとか仕上げることができました。ペローさんはとても想像力の豊かな方です。
カマンベールの天ぷらは、抹茶塩を合わせることによって奥行のある、視角的にも美しい一品となるのです。
抹茶塩の作り方 ①4gの塩に対して2gの抹茶を用意する。
②塩はフライパンで炒めて乾燥させておく。
③ ②が冷めたら、抹茶と一緒にすり鉢で擦る。抹茶となじんだら完成!
注意点を二つ。①天ぷらの衣はできるだけ薄く揚げて下さい。
②カマンベールはあまり熟成しすぎていないものが好ましい。どちらかというと若いチーズを使ってください。調理がうまくいきます。
お茶のいただきかたに真、行、草があるとすれば、この提案はとてもくだけたお茶の楽しみ方であります。自由奔放さがいい。抹茶のほどよいほろ苦さが、白カビチーズのまろやかな味わいを際立たせております。ご家庭でも簡単に作れますので、一度試してみて下さい。